仕事編:通勤しながら運動する(後編)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

車内では座らず立って乗る

実は、電車やバスに立って乗っている時に消費するカロリーは、
座っている時よりも2倍ものカロリーを消費しています。
運動強度を数値で表したMETS(メッツ)値では、座っている時の運動強度は1メッツ、
立って乗っている時は2メッツ、となります。

例えば、50kgの人が30分電車に乗った時のそれぞれの消費カロリーを、
運動強度(メッツ)と運動量(エクササイズ)を用いて計算した場合、

座って乗った場合:26.25 kcal
立って乗った場合:52.5 kcal

となります。
1時間立ちっぱなしで乗っていた場合だと、105kcalのエネルギーを
消費することになります。

これよりも体重が重い人は、消費するカロリーはこれよりも多く、
逆に軽い人は消費カロリーは少なくなります。

(詳しくはこちらのページをご参照ください:身体活動量の量と強さの関係)

片道の乗車時間が30分の場合、往復で1時間、1ヵ月で約20時間、1年で240時間
となり、座っている時と立っている時では、1年で12,600kcalも消費カロリーに
差が出てくるのです。
電車やバスの中で立っている時は、バランスをとろうと色々な筋肉を使います。
できるだけ電車内では座らずに立つ習慣を身につけてみましょう。

さらに、乗り継ぎや会社までの距離を歩いたりしているので、
通勤だけでも結構な運動になっています。

ちなみに、通勤・通学の運動強度は4メッツとなっており、
50kgの人が1時間の通勤で消費するカロリーは、210kcalです。

満員電車にもまれたり、通勤時間はかなり苦痛ですが、
エクササイズになっていると考えれば、少しは気持ちも救われるのではないでしょうか。

エスカレーター、エレベーターは使わず階段を使う

通勤(通学)途中ではたくさんの階段がありますが、そのほとんどにエスカレーターや
エレベーターが併設されています。
多くの方は、エスカレーターやエレベーターを利用しているかと思いますが、
今日からは、できるだけ階段を使うようにしましょう。

階段を上る運動は、下半身の筋肉を鍛え基礎代謝の向上につながります。
階段の上り下りに使う筋肉は、太ももからおしりにかけての大腿四頭筋という
大きな筋肉です。

大きな筋肉はその分鍛えれば消費カロリーも上がり、より基礎代謝もアップします。
階段の上り下りの運動は、普段のウォーキングよりも多くこの筋肉を使うため、
短期的かつ効率的に鍛えられるということ、また、大きな筋肉は意識的に動かしやすく、
鍛えやすい筋肉なので、普段の日常生活の中で階段を使うことを習慣づければ、
運動をする時間がない人でも、無理なく鍛えることができるでしょう。

ちなみに、階段の昇降の運動強度は6メッツとなっており、
50kgの人が10分間階段を上り下りした場合の消費カロリーは52.5kcalになります。

(詳しくはこちらのページをご参照ください:身体活動量の量と強さの関係)

ただし、急な階段運動は足腰に負担がかかりますので、普段運動習慣が無い人や
運動に慣れていない方は、少しずつ取り組むようにしましょう。

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