運動中の事故・障害

Eaglebrook School Field Day 2012_ (75)Eaglebrook School Field Day 2012_ (75) / EaglebrookSchool

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

運動中やその直後に起こりうる事故や障害については、
様々な要因があります。

内科的事故

主な症例

  • 心肺停止(意識消失、呼吸困難など)→動脈硬化性疾患による脳血管疾患、心疾患
  • けいれん
  • 気分が悪い
  • てんかん発作
  • 糖尿病による低血糖発作

これらの事故を引き起こす要因としては、潜在的な冠動脈の動脈硬化が進んでおり、
運動により狭心症、脳梗塞などに発展します。

また、暑熱下でのランニング等の強度の高い運動を行なったり、
運動前の飲酒も事故を引き起こす要因となっています。
体調が悪くても無理して運動を続けることも危険です。

外科的事故

主な症例

  • 骨折
  • 打撲
  • 腱断裂
  • 捻挫
  • 創傷

これらの事故を引き起こす要因としては、主にジョギングやランニング時の転倒や、
サッカーやフットサルなどのチームプレー競技での対人衝突、
器具・機械などの使用時による事故などがあります。

激しいスポーツや、痛みを我慢した長時間の運動、
許容範囲を超える運動量を課した場合などには、
関節のねじれ、半月板損傷、靱帯の損傷などを引き起こしています。

また、自分に合わないシューズや、運動時のフォーム(姿勢)が悪く
足や膝を痛めるケースもあります。

肥満者の場合、運動時の関節や骨にかかる衝撃や重みは、
安静時の数倍かかるため傷害が起きやすく、注意が必要です。

事故がおきた時の対処方法

急な関節の痛みに対しては、すぐに冷やすなど、適切な処置を行ないます。

自分が当事者であった場合、意識・呼吸がおかしい、
強い胸痛または強い頭痛と冷や汗などの症状が出た場合は
すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

まわりの人が事故にあった場合、傷病者の安全確保の後、傷病者の状態を確認します。
意識や呼吸がない、または受け答えがないなどは、迷わず119番に連絡します。
緊急時には周囲の方を集めて分担して協力しましょう。

心停止を起こしている場合は、速やかに救命処置を行うことで人命救助につながります。

救命処置の手順

  • 1. 反応を確認する(呼びかける、肩を軽くたたく)
  • 2. 助けを呼ぶ(119番へ通報、AED(自動対外式除細動器)の手配、準備)
  • 3. 気道の確保(頭部後屈あご先挙上)
  • 4. 呼吸の確認(胸部の動きを見て、息の音を聞いて、頬で息を感じる)
  •    →呼吸をしている場合は、回復体位にして様子を見守る

  • 5. 人口呼吸(2回行う。処置が不可能な場合は省略する)
  • 6. 心臓マッサージ(胸骨圧迫)(速く、強く、絶え間なく)
  •    →1分間に100回の速いテンポで30回連続して圧迫

  • 7. 心肺蘇生法の実施(胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを継続)
  •    →胸骨圧迫30回連続して行った後、人工呼吸2回(30:2のサイクル)
       →このサイクルを救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続けます。

  • 8.AEDの実施
  • 9. AEDの手順と心肺蘇生法(30:2のサイクル)の繰り返し

救命処置についての知識を深め、技術を身に付けることで大切な命を救うことができるのです。

AEDの使用方法や心肺蘇生法などの講習や研修は、消防庁や行政機関で実施していますので、
機会があれば受講してみるのもよいと思います。

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