転倒予防教室

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

転倒予防教室の魅力

年を重ねるごとに、「転倒する」ということのリスクは高まってきます。
高齢者の中には、転倒による骨折がきっかけとなり、
寝たきり状態の生活になってしまったという方が珍しくありません。
実際に、厚生労働省が平成16年度に発表している「国民生活基礎調査」によると、
なんと介護が必要になってしまった高齢者の10人に1人は、
転倒・骨折が原因とのこと。

高齢者になるほど筋力や平衡感覚が低下してくるため、
例え平坦な道やほんの少しの段差でも、
転倒してしまうリスクは高くなってしまいます。

そのような転倒リスクを軽減し、日常生活の不安を取り除く上で
おすすめできるのが、転倒予防教室です。

転倒予防教室では、文字通り転倒を予防するための運動を行うのですが、
最近では各教室でもより多くの高齢者の方々に参加いただくために
様々な工夫・取り組みを実施しており、例えば下記のような魅力があります。

転倒予防だけではない副次効果

最新の運動学研究に基づいたプログラムにより、転倒予防に効果的なだけではなく、
疲労軽減や睡眠改善など、日常生活の改善にも効果があるプログラムが展開されている。

楽しく取り組むことができる

体力に自信がない方でも無理なく楽しんで取り組めるように、
ボールや青竹などを使用するなどプログラムに工夫が凝らされています。

同年代の仲間ができる

転倒予防教室に参加するのはほとんどが高齢者またはそれに近い年齢の方となるため、
同年代の仲間と交流ができます。若者に交じって運動するのは抵抗があるし、
ついていけるか不安があるという方も、安心して取り組めるようになっています。

このように、転倒予防教室には様々な魅力がありますが、
一番の魅力は、やはり通うことにより転倒を予防することができ、
日常生活から不安が解消され、毎日いきいきと暮らすことが
できるようになるということでしょう。

「転ばぬ先の杖」ということわざがありますが、
「杖」をつかずとも「転ばない」。そんな体力を身につけて
シニアライフを満喫したいところですね。

年齢層

転倒予防教室に通う方々の年齢層としては
50代~70代などの高齢者が中心となりますが、
早い方であれば40代でも足腰の筋力の低下が見られますので、
特に「最近転びやすくなった」と感じる方は、
通うのを検討されてもよいかもしれません。

転倒予防の基礎知識

転倒予防の基礎を理解する前に、そもそも人は年を取ると
なぜ転びやすくなってしまうのかを考えてみましょう。

  • 下肢の筋力が低下し、爪先や足の指を上げるのが困難となる。
  • 平衡感覚が衰えることで、歩行時のバランスがとれなくなる。
  • 視力の低下により、障害物や段差などに気付きにくくなる。

代表的な理由としては、上記の3つがあります。
このような状況を改善することが転倒予防の目的となります。

転倒予防には様々な運動がありますが、
大まかには下記のようなプログラムが実施されています。

  • ストレッチング
  • 歩き方
  • バランス訓練
  • 筋力増強訓練
  • 運動遊び(じゃんけんゲーム、ボール遊び等)
  • 水中運動

もちろん、転倒予防のための運動で転倒したり
怪我をしてしまったりしては本末転倒となりますので、
はじめに体力測定や骨の強度診断、筋力測定などを実施してから
無理がないプログラムを計画するケースもあります。

歩き方の訓練だけでも転倒リスクは大きく軽減できますので、
筋力強化などは体力的に難しいという方は、
歩き方を正しくするなど、自分が無理なく始められるものから
取り組むとよいでしょう。

転倒予防教室に必要な道具

ボール

仰向けになりながらボールを太ももに挟んで下肢の筋力を鍛えるプログラムや
バランス感覚を鍛えるために使用します。

青竹

正しい歩き方の練習や足の爪先や指を動かす練習に使用します。

踏み台昇降台

足を上げる運動や筋力強化のために踏み台昇降を実施する教室もあります。

ストレッチ器具

転倒予防には体の柔軟性も重要です。体を柔らかくするためのストレッチ器具を
使用することがあります。

ウェア

転倒予防教室ではそこまで激しい運動はしませんが、
体を動かしやすい軽装がおすすめです。

使用する道具は開催されている転倒予防教室により様々です。
基本的には教室を開催している団体やスクールが道具を
用意しているので、体が動かしやすい軽装を準備すればよいでしょう。

転倒予防教室を選ぶポイント

行政主催の教室と民間スクール主催の教室

転倒予防教室は、大きく行政が地域の高齢者向けに開催している教室と、
民間のフィットネスクラブなどが開催している教室の2つに分かれます。

行政が開催している教室では本格的なトレーニングに重きを置くよりも、
座学や体力測定などにも重点を置いているケースが多く、
民間スクールが開催している教室では、
実際に楽しみながら体を動かすことに重点を
置いているケースが多いと言えます。

体力や健康状態には個人差がありますので、
事前にプログラムの内容をしっかりと確認するように心がけましょう。

専門家がいるか・いないか

転倒予防教室の主催者やトレーナーの中に、
老年運動学の専門家や研究者がいるかどうかという点も重要です。

転倒予防は身体運動科学との関連性が高く、
科学的な根拠に基づくトレーニングが最も効果を高めます。

専門の資格を持ったトレーナーがいるかいないか、
またトレーナーがどこまでマンツーマンで親身に指導をしてくれるか、
なども転倒予防教室を選ぶ上では注意しておきたい点です。

転倒予防教室が生むパラドックス

転倒予防教室が生むパラドックスというものが存在しています。
それは、下記のような流れで起こっている現象です。

  • 転倒予防教室に通う
  • 日常生活が改善され、積極的な歩行に取り組むようになる。
  • 歩行機会が増えることで、転倒する機会も増える。
  • 転倒してしまう

つまり、転倒予防教室に通うことで
自分の足腰の筋力や歩行能力に自信がつき、
かえってそれが仇となって転倒を引き起こしてしまう、
というものです。

転倒予防教室に通った多くの方は、
教室の終了後も積極的に日常生活の改善に取り組むと言われています。

しかし、どんなに専門的なトレーニングを受けたとしても、
どんなに体力・筋力に自信がある方だとしても、
高齢者であれば常に思わぬところで転倒するリスクがある
ということを頭に入れておくようにしましょう。

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